「このままで、いいのかな……」
給与明細を見るたび、胸の奥で小さくため息をついていました。
北摂の小さな不動産会社で事務として働いて15年以上。
大きな不満はないけれど、給料はほとんど上がらない。
物価は上がる。
子どもは成長する。
老後も近づいてくる。
けれど私の収入は、止まったまま。
それでも、生活は続いていく。
そんな中で、私は二つのことを同時に考えていました。
① 給料が上がらない不安と、将来への備え
小さな会社の事務員という立場は、
良くも悪くも社長の判断に左右されます。
もし会社が閉業したら。
もし突然収入がなくなったら。
その不安は、静かに積み重なっていきました。
そこで私は、「資格」を取りました。
宅建。
そして保育士。
たくさん稼ぐためではありません。
「辞めても無職にならない状態」をつくるためです。
資格は、私にとって“攻め”ではなく“保険”。
けれどその保険があるだけで、
心の余裕は大きく変わりました。
② でも、時間は戻らないと気づいた
将来の備えをしながら、
もう一つ強くなっていった気持ちがあります。
それは、
「子どもと過ごせる時間は、有限だ」
という実感でした。
給料は大事。
でも、あと何回一緒にご飯を食べられるだろう。
あと何回、「聞いて」と話してくれるだろう。
そう考えたとき、
私は働き方を見直しました。
退職を覚悟で伝えた結果、
週休3日という形を手に入れました。
お金は少し減ったかもしれない。
でも、後悔は減りました。
③ 結局、私が選んだのは「設計する働き方」
私は、
給料を取る人生も、
時間を取る人生も、
どちらか一つを選んだわけではありません。
資格で“守り”を固め、
時間を“選べる状態”をつくった。
つまり、
「会社に預ける人生」から
「自分で設計する人生」へ少し舵を切ったのです。
小さな会社で働く50代へ
大きく変えなくていい。
今すぐ辞めなくていい。
でも、
・収入の柱をもう一つ持つ
・働き方を選べる準備をする
それだけで、未来の安心は変わります。
私は今も不動産事務員です。
でも、もう「縛られている」とは感じていません。
選べる状態をつくったから。
これから
このブログでは、
・小さな会社で働くリアル
・50代の資格戦略
・働き方を設計する方法
を発信していきます。
会社があってもなくても、
自分で立てる力を少しずつ積み上げる。
それが、私の答えです。

