地元の小さな不動産屋で15年。社長の「さじ加減」を味方につける私の処世術

お金と仕事

はじめに

小さな会社で働いていると、ルールよりも「社長の気分」が優先される場面に何度も出会います。

これは、そんな環境で15年働いてきた私の、ちょっとした処世術の話です。

世の中が在宅ワークに沸いたコロナ禍、小さな会社ではよくあることですが、私の職場も例に漏れず……私は当たり前のように出勤していました。

小さな不動産会社のルールは、世間の常識ではなく、すべては「社長のさじ加減」一つで決まります。

以前、私はこのブログで「心のシャッターを下ろす」ことの大切さを書きました。

実は、そのシャッターを下ろす相手も、今の職場の社長です。

今回は、そんな一筋縄ではいかない社長の「さじ加減」を、15年かけてどう乗りこなしてきたのか、私のリアルな処世術をお話しします。

もちろん、すべての理不尽を受け入れているわけではありません。

心が折れそうな時や、どうしても納得がいかない時は、スッと「心のシャッター」を下ろして自分を守ります。

≫ [関連記事:自分を守るための「心のシャッター」の降ろし方]

休憩が消えても「下からお願い」する理由

昼休みは1時間と言われていますが、現実は「買い物ついでに銀行と郵便局お願い」と用事を頼まれ、30分ほど削られてしまうのが日常です。

理不尽だな、休憩なのにな、と思うこともあります。

でも、私はそこで正論をぶつける代わりに、あえて「下からお願いする」という戦術をとっています。

例えば、子どもの予定や家族旅行で休みが欲しいとき。

「家族の休みがここしかなくて。旅行の予約を取りたいのですが、どうでしょうか……?」と、社長にお伺いを立てるのです。

「わざわざ混んでる時に行かなくても」と渋っていた社長も、最後には「もう面倒だから、土日から9連休で休みにしよか」と、予想以上の休暇をくれることもあります。

これは、相手の自尊心を尊重しつつ、最終的な決定権を社長に委ねることで、結果的に自分の希望を叶える「大人の知恵」です。

「シャッター」と「お願い」の使い分け

もちろん、すべての理不尽を受け入れているわけではありません。

心が折れそうな時や、どうしても納得がいかない時は、スッと「心のシャッター」を下ろして自分を守ります。

大切なのは、この「静」と「動」の使い分けです。

• 心のシャッター: 理不尽な要求から自分の心を守り、淡々と仕事をこなすための防衛策。

• 下からお願い: 休みや給料など、ここぞという時に「社長のさじ加減」を自分に有利に動かすための戦術。

この使い分けがあるからこそ、私は同じ職場で15年という月日を積み重ねてこれたのだと思います。

さじ加減が生む、嬉しいサプライズ

社長のさじ加減は、時に厳しいものですが、嬉しいサプライズを運んでくることもあります。

社員が私1人だからこそ、色々なお裾分けをもらえたり、ボーナスとは別に、厚めのご祝儀をくれたりすることもあります。

これらはシステム化された「福利厚生」ではありません。

日々の「下からお願い」や「ついで仕事」の積み重ねが生んだ、人間関係の結晶だと思っています。

まとめ:自分の軸を持って、賢く生きる

社長の判断一つで全てが決まる環境は、一見怖くもあります。

でも、相手を立てつつ、いざという時はシャッターを下ろして自分を守る。

先日の「給与ミラクル」も、こうした日々の泥臭いコミュニケーションの延長線上にありました。

小さな会社で働く50代の私にとって、資格という武器を持ちつつ、この「さじ加減」をうまく乗りこなすことこそが、自分らしく、そして図太く働き続けるコツなのだと感じています。

もし今、理不尽な環境で「辞めたい」「でも辞められない」と揺れている人がいたら、

無理に戦わなくても、生き残る方法はある。

私はそう伝えたいです

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