【宅建合格体験記】10点台からの逆転劇。裏紙に書き殴った「不合格3回」の主婦が、合格ライン15%に入るまで

事務員の働き方と資格

「私なんて、何をやっても中途半端。

見た目も中身も、自信がない……」

30代後半、当時の私は、そんな言葉を何度も心の中で繰り返していました。

エスカレーター式の学校育ちで、人生で一度も「受験勉強」をしたことがなかった私。

結婚・出産を経て、将来への漠然とした不安を抱えながら、

「このまま何も武器がないまま歳を重ねていいのかな」と思うようになりました。

そんな私が、一念発起して挑戦したのが「宅地建物取引士(宅建)」です。

結果は……3回不合格。

最初の点数は、50点満点中の10点台。

それでも、諦めきれなかった。

勉強の仕方すらわからなかった主婦が、どうやって合格率15%の壁を越え、

今の仕事につながる資格を手に入れたのか。

今日は、おしゃれなカフェ勉強とは無縁だった、

泥臭い宅建合格までの記録を正直に書いてみようと思います。

👉資格の知識だけでなく、現場の事務員として感じている『良い物件の共通点』については、こちらの記事をご参考にしていただけます

1. 10点台から始まった、絶望のスタート

最初は「とりあえず受けてみよう」という軽い気持ちでした。

でも現実は甘くなく、結果は見るも無残な10点台。

2回目は、少しだけ頑張りました。

それでも点数は30点台。

合格ラインまで、あと一歩届かない。

このとき、はっきり分かったんです。

「この“あと数点”は、

なんとなくの勉強じゃ、絶対に越えられない」

宅建は、合格者が全体の約15%。

つまり、上位15%に入らなければ意味がない試験です。

「もう一度落ちたら、さすがに無理かもしれない」

そう思いながらも、3回目の受験を決めました。

2. 勉強道具は「子どものお絵描き帳の裏」

3度目の正直。

私はようやく「本気」になりました。

とはいえ、主婦には

・まとまった勉強時間

・静かな環境

・おしゃれな文房具

そんなものは、ほとんどありません。

私がやったことは、驚くほどシンプルです。

  • 過去問10年分を、ひたすら3周
  • 計算やメモは、子どものお絵描き帳の裏やチラシの裏
  • ノートは作らない。間違えたところを、とにかく書き殴る

綺麗にまとめる時間があるなら、1問でも多く解く。

手が黒くなるまで、裏紙に文字を書き続けました。

正直、みっともない勉強法だったと思います。

それでも当時の私は、心の中でこう思っていました。

「和室6帖、社長ひとりの会社でもいい。

雇ってもらえるなら、どこへでも行く」

そのくらいの覚悟が、私を机に向かわせていました。

3. 「過去問制覇」で見えた、合格への道

宅建試験は、とにかく過去問が命です。

3周する頃には、不思議なことが起こりました。

問題を見た瞬間に、

「あ、これはひっかけ」

「これは毎年出るパターン」

そんなふうに、出題の癖が見えてきたのです。

ここで初めて気づきました。

宅建は、

「頭がいい人が受かる試験」ではありません。

「過去問を信じて、ボロボロになるまで繰り返した人」が受かる試験です。

受験経験ゼロだった私でも、

やり方さえ間違えなければ、合格証書に手が届きました。

私がこの勉強を続けられたのは、
気合ではなく「生活リズム」を先に整えたからでした。
朝の勉強や1日の過ごし方については、こちらの記事にまとめています。

👉仕事×育児×勉強|宅建合格までの生活リズム全記録」

4. 資格は、自信のなかった私への「入場券」だった

合格後、今の不動産会社の面接を受けました。

社員が少ない小さな会社です。

「昔、パナソニックにいました」

そう伝えたときの社長の反応は、今でも覚えています。

そして後から聞いた言葉。

「実は、もう一人宅建を持ってる人と迷ってたんだよ」

もし私が、宅建を持っていなかったら。

今の、無理のない働き方も、穏やかな暮らしもなかったと思います。

資格は、ただの紙切れじゃありませんでした。

自分に自信が持てなかった私に、

「ここに立っていいよ」と言ってくれる

人生の入場券のような存在だったのです。

ちなみに、そうして手に入れた入場券で飛び込んだ先は、社長と2人きりの会社。そこで待っていた[京橋ツインタワー時代からは想像もつかない『サバ缶生活』のリアル]はこちらに詳しく書いています(笑)

まとめ|10点台だった主婦でも、人生は変えられる

10点台から始まった、私の宅建受験。

決して、才能があったわけでも、要領が良かったわけでもありません。

それでも、

諦めなかったこと

過去問を信じ続けたこと

「変わりたい」という気持ちを手放さなかったこと

それだけで、人生は少しずつ動き出しました。

もし今、

「私には何もない」

「今さら資格なんて遅い」

そう思っている人がいたら、

かつての私の10点台を、思い出してもらえたら嬉しいです。

もし、あの頃の私と同じように
「何から手をつければいいかわからない」と感じているなら、
まずは10年分の過去問を1冊、決めてください。

ノートはいりません。
きれいにまとめなくて大丈夫です。
裏紙で十分です。

大切なのは、
「勉強している気分」ではなく
「点数が動く経験」をすることでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!10点台から始まった私の挑戦ですが、今はこんな会社でマイペースに働いています。

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