宅建1人事務員のリアル|営業じゃなくても資格は静かに活きている

お金と仕事

こんにちは。

大阪・北摂の小さな不動産会社で、社長と私の二人きりで働いている事務員のyumekoです。

勤務時間は9時〜17時。

仕事は事務で、営業はしません。

ただし、

社長が外出しているときの飛び込みのお客様対応や、

契約前後の重要事項説明書・契約書の作成など、

「誰かがやらないと止まる仕事」は、すべて私の担当です。

朝いちばんの仕事は「看板出し」と「掃除」から

出社したらまず、

店頭に掲示する看板を出し、簡単な掃除から始めます。

そのあと

・FAX・メールのチェック

・レインズを開く

・価格変更や新着物件の確認

(※レインズとは、不動産会社間で確認できる専用の物件情報サイトです)

そして、

ホームページやポータルサイトに反映できるよう、

淡々と入力と内容確認の作業を進めていきます。

派手さはありません。

むしろ、とても地味です。

物件入力、写真撮影、加工、書類作成…すべてひとり

日によっては、物件の写真を撮りに行くこともあります。

契約が近づくと、

・重要事項説明書の作成

・契約書の準備

・書類の最終確認

ミスが許されない作業が続きます。

正直に言うと、

「これ、私じゃなくてもできるんじゃない?」

そう思った時期もありました。

日々の仕事のほとんどは、

パソコンに向かっての物件入力です。

宅建の知識をフル活用しているわけでもなく、

地味な作業の繰り返し。

それでも、資格の重みを感じる瞬間がある

でも、契約が近づき、

**「重要事項説明書」**を手に取るときだけは、少し違います。

これは、宅建士にしかできない大切な役割。

書面に目を通し、

宅建証を提示して説明を始めるとき、

15年間、静かに守り続けてきたこの資格の重みを感じます。

派手な実務をバリバリこなしているわけではないけれど、

この「重説」を読み終え、

お客様に納得していただけた瞬間に、

「あぁ、やっぱりこの資格があってよかった」

そう、自分の居場所を再確認できる気がするのです。

宅建は事務員にとって主役じゃない?

15年続けてわかった「資格の本当の活かし方」

宅建は、特別珍しい資格ではありません。

不動産業界では「持っていて当たり前」のように見えることもあります。

私自身も、

「この資格があるからといって、ここにいる事務員は私じゃなくてもいいのかも」

と思ったことがあります。

でも今は、こう感じています。

宅建は、

免許証を持って運転している感覚に似ています。

使わない日もある。

でも、いざという時に

「持っていてよかった」と思える。

私にとって宅建は、

前に出るための武器ではなく、

静かに仕事を支えてくれる保険のような存在です。

営業をしない事務員にも、役割はある

上手な営業トークはできません。

数字を追う仕事でもありません。

それでも私は、

・情報を正確に整える

・書類をきちんと仕上げる

・何も起きない一日を積み重ねる

この役割を、15年以上続けてきました。

誰にも気づかれなくても、

問題が起きないことが「仕事が回っている証拠」。

小さな会社で長く働く中で感じてきたことは、

別の記事でも詳しく書いています。

それを淡々と続けられる人は、

案外、多くないのかもしれません。

「私がここにいる意味」は、あとからわかってきた

社長の性格が独特で、

気を遣う場面も少なくありません。

でも、

その環境も含めてここに残っているのは、

私なりの距離感で仕事ができているからだと思っています。

目立たなくてもいい。

評価されなくてもいい。

「今日も何事もなく終わった」

そう思える日が積み重なることが、

今の私にとっては大切です。

小さな会社で働く中で、

心の距離感をどう保ってきたかについては、下の記事でもふれています

まとめ|宅建1人事務員という働き方

宅建を持っているから特別、ではありません。

でも、持っているからこそ

安心して任されている仕事があります。

営業をしなくても、

前に出なくても、

資格は静かに活きています。

同じように

・小さな会社で

・一人事務員として

・自分の立ち位置に迷っている方へ

「こんな働き方もある」と、

そっと伝わればうれしいです。

最近は、私のような

「営業しない宅建事務員」の求人も、少しずつ増えているようですね。

資格をどう活かすか悩んでいる方の選択肢が、

これからもっと広がっていけばいいなと思っています

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