お昼休みは1時間(ただし社長の話し相手付き)。50代事務員が身につけた「心のシャッター」の閉め方

お金と仕事

こんにちは。北摂の小さな会社で事務員をしているyumekoです。

私の勤務時間は9時から17時まで。休憩時間は1時間と決められています。

毎日、勤怠表には「実働7.0時間」と記入します。

でも、15年この職場で 働いてきて思うのです。

「この1時間は、本当に私の休憩時間なのかな?」と。

社長の体内時計と、私のお弁当タイム

うちのワンマン社長は、自分のペースで生きています。

お腹が空けば11時からお昼を食べ、12時には満足げにお昼寝。

あるいは、私が12時にお弁当を開いた瞬間に、堰を切ったように雑談が始まります。

本当は、静かに本を読んだり、娘とLINEをしたりして、仕事とは別の世界に浸りたい。

でも、目の前でペラペラと話す社長を無視するわけにもいかず、私はお箸を動かしながら、精一杯の「相槌」を打ち続けます。

「そうですね」「すごいですね」

口ではそう言いながら、私の心の中では、ゆっくりと**「心のシャッター」**が下りていく音がします。

これは「あきらめ」かもしれません。でも、戦って職場の空気を重くするより、心をスッと「無」の場所に避難させる。15年かけて身につけた、私なりの護身術です。

私の心を守ってくれた、片耳イヤホンという選択

実は私、職場ではイヤホンを片耳だけつけていることがあります。

完全に音を遮断したいわけではありません。

片耳だけだと、

音で気持ちは落ち着くけれど、

話しかけられると自然に音量が下がって、会話はちゃんと聞こえる。

「無視している」わけじゃない。

でも、全部を正面から受け止めなくてもいい。

この“半分だけ距離を取れる感じ”が、

私にとってはちょうどいい心のシャッターでした。

※私が使っているのは AirPods Pro2 です

私の秘密の相棒

(同じように、職場で気持ちの切り替えが難しい方には助けになるかもしれません)

👉 AirPodsって私のお助けマンです

「おつかい」という名の、見えない労働

休憩時間の試練は、雑談だけではありません。

「悪いけど、お菓子とアイス、あと俺の軽食用の缶詰買ってきて」

そう言われてスーパーへ走るのも私の役目です。

混んでいるレジに並び、社長のサバ缶や焼き鳥の缶詰をカゴに入れながら、ふと思うのです。

「私は今、一体何の時間を過ごしているんだろう……」

さらに会計では、「会社用」と「社長個人用」でレシートを分けてもらうようお願いする気まずさ。これも立派な「仕事」だと思うのですが、勤怠表の上では、私は「1時間休んだこと」になっています。

無駄買いはしたくない。だから「心の節約」

私は元々、節約が大好きで無駄な買い物が嫌いです。

だから、せっかくの自分の時間が「社長の缶詰選び」や「終わらない雑談」で無駄に消費されていくのが、お金を失うよりも切なく感じてしまうのです。

今の私には、贅沢なご褒美を買う習慣はありません。

ひたすら「貧乏っぽく」見えるくらい、コツコツと節約して暮らしています。

そんな私にとって、数万円もするイヤホンを買うなんて、以前なら「無駄遣いの極み」だと思っていました。でも、この過酷な(?)お昼休みを乗り切るために、先ほどご紹介したAirPods Proです。

「雑談をほどよくシャットアウトしたい、でも仕事の電話や急な呼び出しには気づきたい」

そんな事務員の切実な悩みを、テクノロジーが解決してくれるかもしれない。

無駄遣いは嫌いだけれど、**「自分の心の平穏を守るための投資」**なら、それは決して高い買い物ではないのかもしれない……。そう思い始めています。

同じような立場の方へ

理不尽だな、と思うことは数えきれません。

でも、心のシャッターを絶妙な高さでキープしながら、今日も私は小さなデスクに向かいます。

自分に「本当に納得のいくご褒美」を一つ買ってあげられる日まで。

明日もまた、心を「無」にして、お弁当を広げようと思います。

※この記事にはアフィリエイトリンクを含みます

タイトルとURLをコピーしました