高次脳機能障害の父の話(2)

高次脳機能障害

父は、現役時代は小さな会社を経営していました。1〜2人の社員さんと、事務員は母でした。

とてもバリバリ仕事人間で、無口でしたが、困った人を助けたり、親戚との関係も率先して行い、他の親戚のおじさんたちより動いているのは子供心にも感じていました。

そして自然な流れで周囲の信頼が厚い人でした。

商売は順調だったようで大きくは儲けてはいないものの、家や会社の土地や建物など購入し、私を中学校から私立にいれてくれたので、お金に困っていた印象はありません。

昭和の頃に私立に行く人は多くなかったのですが、今思えばありがたいことでした。

日常生活での違和感

自分の頭の中や、言葉に出した単語などを周囲の人が理解していると思っているのです。

例えば

父

この服買ってきて。これいい商品だから。

yumeko
yumeko

この服ってどれ?

父

うん。そう。これいい商品。そう。そう。これ。

yumeko
yumeko

これ?このシャツ?
(分からないので、それっぽいものを持ってみる)

怒る父
怒る父

ちがう!服がわからないのかっ!!!

この服だツツ!!!

結局、父が言うこの服がどれか分からず困っていると、「自分で買いに行く」と怒鳴り散らしていました。

ちなみに、父のセリフは、x5回以上は同じセリフを同じトーンで言います。

壊れたテープレコーダーのように。。。。

このような事は日常茶飯事で、1日に何回も、様々なことで発生するやりとりです。

怒鳴られ、同じことを何回も言われ、繰り返すトラブルに疲弊すると同時に、
「なぜ?『これ。』しか言わずで相手が通じると思うの??」
「なぜ?何回も同じセリフを同じトーンでいう事が変と思わないの?」
という違和感がぬぐい切れません。

『これ』の部分はいろいろな言葉におきかわりますが、大体このパターンです。

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